チビリン予選2日目

準決勝

深川○1-0

雨でピッチコンディションが悪い中での準決勝。相手はタフに走ってくるチームなので、アップに時間をかけ、雰囲気を作る。選手達はゲーム前からスライディングを楽しみ、「雨、楽しい!!」とニコニコした雰囲気。よく声も出て、雰囲気が良いままゲームに入る。

しかし、予想通りピッチがぬかるみ、パスもドリブルもなかなかできない状態。相手には身体能力に優れた速い選手が複数名いるため、ぬかるみ勝負では分が悪いが、それでも選手は必死にファイトし続ける。攻め込んでいる状態で、クリアのボールが弾み、DFラインの裏に流れる場面があり、選手も背後を気にしながら責める場面が多くなる。1ピリ・2ピリとも0-0で終了。

決定機を作られる場面はないが、重苦しい場面が続いた中、3ピリでピッチ状態の良い右サイドを切り裂く。パス・ドリブル突破・パスと続き、ボックス奥まで攻め込んだところでファウルをもらい、PK獲得。そうたがズバっと決めてゲームは決着。決勝進出を決めた。

決勝

明苑●0-2

決勝の相手は、トラックを制し、この年代最強チーム、明苑。

選手は開始早々から積極的に攻め込み、ゲームの主導権を握る。左サイドの突破からそうたがゴール前に飛び込むが、シュートはわずかに右に外れる。雰囲気の良いまま1ピリオドが0-0で終了。

2ピリオドも、サイドを使い、ルーズボールを先にさわる展開。しかし、攻め込んだところで、相手の長いキックがハーフラインへ。待ち構えていた相手FWにハーフラインから独走を許し、そのままゴール。先制される。全員で相手コートに押し込んでいたわずかの隙を衝かれた。リスク管理の大切さを学ばされるゴールだった。気落ちすることなく攻め込み、かっつのシュートはポストに当たる。そして左サイドからボールを右サイドに動かされ、ボールがこぼれたところを、相手のサイドの選手がインサイドでパチーンとインパクト。タイミング良く当たったボールは伸び、GKの手の届かないコースに吸い込まれる。0-2。

3ピリオド、2点を追いかける展開となり、必死に攻め込むも、堅い守備をこじあけることができない。FKのチャンスもGK正面へ。そしてそのまま3ピリも無情のタイムアップ。明苑がトラックに引き続き、チビリンも全道の切符を手にした。

 

まだまだ「個」の部分を鍛えていく必要があると感じさせられました。選手達はずいぶん伸びてきましたが、今の時点では明苑の方が上。もっと成長しなければなりません。

雨の中、応援に駆けつけて下さった多くの保護者の皆様・6年生の先輩達、ありがとうございました。

そして、大会運営を行って下さった新十津川のスタッフに感謝申し上げます。

 

そして明苑の皆さん。ぜひ全道でも頑張ってきて下さい!!